「ていねい通販の採用をアップデートさせてほしい」。入社1年目、採用チームに配属されてすぐ、上司にそう言われました。挑戦できる場を求めていたので、その言葉を聞いてすごく張り切っていました。でも私は、この会社が大好きな状態で入社しています。もう会社は十分完成していて、良いところしかないんじゃないか…アップデートといっても、何をすれば…という戸惑いも拭い切れませんでした。もちろん、任されたからには自分なりに頑張りたい。その気持ちは強くもっていたものの、想いを形にできるほどの実力もまだありません。心の中で、葛藤が続きました。
そんな中でも、「こんなことまで任せてもらえるの!?」と思うほど、1年目からたくさんのことを経験させてもらっています。例えばこの採用サイトのリニューアルにおいても、任せてもらったのは“責任者”というポジション。そうやって実際に仕事を経験していく中で、少しずつ私なりに「もっとこうしたい!」と思える瞬間が増えていきました。
仕事は大変なことの方が多いですが、うれしい瞬間もたくさんあります。以前、就活イベントで会社紹介プレゼンをしたとき、ていねい通販の選考に「進まない」選択をした学生さんが「今まで聞いたプレゼンの中で一番上手でした!」と、わざわざ伝えに来てくれたんです。志望度に関係なく、興味をもってもらえたことがすごくうれしくて。それはきっと、ただ会社の説明をするだけじゃなくて、自分が心から感じている想いを伝えるプレゼンをしたからなのかな、と感じています。今は年齢的にも、学生さんと一番近い感覚をもてる私だからこそ、伝えられることがある。そして、これから年齢を重ねていってもその感覚は大事にしたい。そう思っている私だからこそ、責任ある仕事も任せてもらえているのかもしれません。
実は、日々学生さんと接する度に、良い意味でのプレッシャーを感じています。学生さんは、自分の人生と向き合うために就職活動をしているし、時間をかけて会社を知ろうとしてくれています。それなのに、もし自分が何も考えずに言葉を発してしまうと、もしかしたらその学生さんの就活が、前向きなものではなくなってしまうかもしれない。小さな枠に収まってしまうかもしれない。人生を変えるかもしれない。だからプレッシャーも感じるし、それぐらいの覚悟でやらないとなって思うんです。採用する、しないを決めるだけが採用の仕事じゃないということを、ていねい通販の選考を受けていた頃の私自身が体感したからこそ。学生さんを一括りにすることなく、一人ひとりのグラデーションをちゃんと見れる人でありたいです。
「社会に恩返しがしたい」。これが、私の生きる目標です。今までの人生でどれだけの人に支えられて生きてきたのか、就活を通してより実感する機会が増えました。そんな中でていねい通販に入社し、また同じように、先輩や上司に支えられながら奮闘する毎日です。「世の中そんな甘くないよ」と言われてもおかしくない私の理想や未来の話を、目を見て聞いてくれる社長や、若手たちの可能性を信じてくれる先輩方にもらったたくさんの愛。その愛を、今度は私が送っていく側になるために、まだまだ突き進みます!