榎本 妃世里HIYORI ENOMOTO

榎本 妃世里

もう、正解ばかりを探す、
お利口さんキャラは卒業。
どうせやるなら失敗も全力で!

失敗したくない。いつも人の目を気にしていた

年齢が離れた兄と姉、それを育てる母親。小さな頃から年上の人たちに囲まれて育ったので、末っ子ながらに、みんなの顔色を見ながら、こうやったら嬉しいのかな?と、無意識のうちに人の目を気にするようになっていました。たとえるなら、いつでも平均点の70点をとるお利口さんキャラ。人間関係でも空気を読むのが得意で、中学生の頃には心理学の道に進もうと決めていました。ここで学んだことは何にでも活かせるはず。そう思っていたので、就職活動をする時にも、業種は関係なくちょっとでも興味があれば話を聞きに行っていました。その中でも、空気感がまったく違うのが生活総合サービスでした。合同説明会でも他社の採用担当の方々は、いかにも仕事という感じなのに比べて、ここの人たちは、どこかやわらかい雰囲気なのにとにかく熱くて。実際に話してみると、”人事対学生”ではなく、”人対人”として、真剣に向き合ってくださり、こんな社会人いるの!?というくらいの衝撃でした。

できない自分を受け入れてから、本当の私が開花

その人を見てビビッとくるかどうか?が、入社を決める際に一番大切にしたことです。これから一緒に頑張ろうとする環境に、少しでも違和感を感じたら、私は、きっと続けられません。その時に面談をしてくださったのが、今の上司である戸田さんでした。程よい距離感ながらも、どこか心地よくて。他の企業からも内定を頂いていましたが、何か心に違和感があり、そこじゃないな、と。心から働きたいと思える自分の姿が、具体的にイメージできたのがこの会社でした。
入社して間もなくは想像通り。みんなあったかくて優しい人ばかり。ところが、3カ月後に環境が激変します。面談でお世話になった戸田さんのもとで、いきなり採用担当として働くことに。当時の感想を表すとしたら、もはやどれが壁なのかわからないくらい、壁にぶち当たる日々の連続。それまで失敗を恐れて、平均点をとってきた私。でも学生さんと真剣に向き合うことに正解なんてありません。小手先の技術や、うわべだけでは通用しないことを思い知らされました。

榎本 妃世里

0点の辛さを知った分、100点の喜びも教わった

「まずは失敗しろ!」とは、よく戸田さんから言われた言葉です。あまり壁にもぶつからず、失敗しないようにうまく生きてきたつもりだったのに。褒められて伸びるタイプと思っていたのに。こんなにも自分はできないのかって毎日泣いていました。でも、よく考えてみると仕事上の失敗で怒られたことは無いんですよね。叱られるのは、学生さんをはじめ関わる人たちに思いやりが欠けていた時。相手のことを心の底から思っていないと、すぐバレるんですよ。メールひとつでも面談でも。だから日頃から言われるのは、人事の仕事をするな!大切なのは相手のことを思いやる想像力。その本気なところが学生さんにも必ず伝わるから!と。人と向き合う仕事に、これでいいという平均点なんてありません。0点の時もあれば100点の時もあります。昔の私だったらとても耐えられません(笑)でも、人は何かのきっかけで変われます。そんな楽しさを今度は私自身が学生さんに伝えていきたいですね。

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