三好 克明KATSUAKI MIYOSHI

三好 克明

突き詰めていくと、キレイごとだけど。
それでいいんじゃないかと、今では思う。

マイナスイメージの就活で、はじめて自分を出しきれた。

七・三分けに、スーツ。学生時代に遊んでばかりだった私は、サラリーマンになることが、どうにもカッコよく思えませんでした。就職活動も、みんながやっているから始めた感じ。正直、意識は低かったです。面接では、本音を隠してウケのいい自己PRばかり。いくつか内定はもらいましたが、ちっとも嬉しくありません。そんな時に、たまたま出会ったのが当社。面接に「あなたのこだわりのモノ」を、持ってきてくださいと言われたので、サークルの仲間からプレゼントされた、メッセージ入りのコルクボードを持って行きました。髪の毛はオレンジ。アホな写真ばかり。普通だったらNGでしょうね。でも面接官自ら、すごく楽しそうに私の話を聞いてくれたんです。就職活動のなかで、あんなに夢中になって本当の自分を話せたのは、はじめてでした。

最初は、ずっとイヤだった。一方的な思いばかりの新人時代。

「電話をとるために入ったわけじゃない!」初めて配属されたコールセンターで、私はそう感じていました。当時、ひとりが1日に受ける電話の数は平均60本。部署全体では1ヶ月で30,000本近くです。忙しいのは当たり前。なかにはクレーム対応だってあります。新人の私は目の前のことで精いっぱい。イライラも募ります。ところが、アルバイトの方々や先輩はひとつの対応もおろそかにしていませんでした。しかも、お客様ひとりひとりへ丁寧に。時には、直筆のメッセージに、お手製の折り紙や、お菓子を添えて。
そんな意識の高い方々をマネジメントする立場を任されます。自分より年齢も対応力も上。まずは認めてもらうことに必死でした。相手のことをよく知ろうと、SNSでのやり取りや食事会の企画。知れば知るほどに、気持ちよく働いてもらうため自分に何ができるのか?ただ、思いが強すぎて、あちこちで人とぶつかっていました。

三好 克明

おせっかいでも、目の前にいる人を幸せに。

ついたあだ名は、ジャックナイフ。もっとコミュニケーションを!こんなにすごい人たちがいるのに、会社はわかっているのか?組織そのものを変えよう!などと、自分では良かれと思ってやってきた行動も、まわりの人に、たくさん迷惑をかけていました。それでも優しく見守ってくれたのが上司や先輩。学生時代、社会を冷めた目で見ていた自分でも、今では、成長させてもらえたという感謝しかない。あの時の気持ちを、次は後輩たちにも伝えていく。それは、これから一緒に働くかも知れない人も同じです。内定を出すことは、目的じゃない。内定することがゴールでもない。だとしたら私たちと出会うことで、少しでもこれからの人生に役立てる何かを、提供できる先輩でありたい。キレイごとかも知れませんが、本気で、そう思っています。

三好 克明